大人ニキビ

アトピーイコール乾燥肌とは違います。肌がカサカサしていたり、かゆみがあったりという場合、単に乾燥肌や敏感肌と言うものであるかもしれません。しかし、実際にアトピーだったということも大いにあることです。

乾燥肌とは単に、皮膚がカサカサしている状態をいいます。乾燥肌になってしまう人たちは、皮膚から水分が出ていきやすくなってしまい、外からの刺激が内部まで入りやすくなってしまいます。それをバリア障害と言います。

アトピーは、アレルギー体質の人たちのことを言います。しかし、実際に最近では、アトピーを、乾燥肌プラスアレルギー体質だと指摘をする医師も多くなって来ました。乾燥肌の場合、顔に症状が集中する傾向がありますが、アトピーの場合、顔というだけではなく、上半身や手足の関節部位にも症状が起こります。

ニキビらも若い人たちがなるニキビと、大人ニキビになる人たちがいます。いわゆる思春期ニキビは、思春期に急激な成長ホルモンや性ホルモン分泌量の増加によって皮脂が増え起こるものです。大人ニキビは、ストレスによるホルモンバランスの崩れや生活習慣の乱れ、そして、乾燥による肌バリアのダメージが原因です。大人ニキビの原因も、部分乾燥状態だったのです。

弱い肌

アトピーで悩んでいる人たちは、やっぱり皮膚が乾燥している人たちがとても多いです。
子供さんがアトピー性皮膚炎という場合、粉をふくくらい乾燥しきっている人たちが多くいます。まずは、同時に起こっているこの乾燥という問題について対処しなければなりません。

皮膚には、バリア機能というものも備わっています。バリアとは、ハウスダスト、花粉、汗、細菌と言った問題から皮膚を守るための機能です。それは皮脂と水分のバランスがしっかり維持できている肌のことをいいます。

乾燥している肌は、つまり健康的でない肌のことを言います。そのような肌は、いろいろな外的刺激に耐えることが出来ない肌です。アトピー性皮膚炎の人たちは、ちょっとの刺激を受けるだけで、症状がどんどん悪化してしまうことになります。乾燥がひどければひどいほど、バリア機能は破壊されてしまっているから、外的刺激に弱いと考えてください。

そのような状態の肌をそのままにしておくから、自力で保湿する能力なんてほとんどゼロなのです。悪化状態はただどんどんひどくなってしまうばかりです。そして、同時に肌のターンオーバーのことを考える必要があり、肌の乾燥は、ターンオーバーにも影響を与えることになります。

保湿が大事な意味

アトピー性皮膚炎のとき、保湿がいいと最近特に頻繁に言われるようになり、医師が治療するときも、積極的に肌の湿気を保つための薬が処方されることが多くあります。アトピーと、それとはどのような関係を持っているのでしょうか。その前に、何で、肌が痒くなってしまうのか、そのメカニズムについても勉強をしましょう。

熱が籠もっている皮膚は、乾燥している肌とも言えます。乾燥しているから肌が痒いのです。痒いということは掻きたいということであり、掻けば、皮膚に籠もった熱を幾分緩和状態にすることが出来ます。お風呂に入って、痒くなるのもお風呂によって水分がしっかり保たれているという訳ではなく、水分が逆に蒸発してしまうから、痒くなってしまうことになります。お風呂あがりだから水分がしっかり維持出来ているという大きな間違いを起こさないで、しっかり潤いを保つことが大事です。

アトピーだけでなくてニキビの人たちにも、そのような姿勢はとても大事です。スキンケアの基本とも言えます。オイリー肌の人たちはどうなのでしょうか。オイリー肌って水分が多くて問題のない人たちと思われてしまうかもしれませんが、それも誤解です。むしろ、そのような人たちも、肌に水分が足りなくて、その水分を補おうと皮脂を多く分泌してオイリーになってしまっていると考えることが無難です。乾燥肌の人たちも、オイリー肌の人たちも、肌に水分を補うスキンケアの方法は同じです。